府中再発見

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粗大ゴミ処分のボッタくりには気を付けて

進学や仕事の転勤などで引っ越しをすると必ず出てくる不要家電や粗大ゴミ。捨てるのは簡単と思っていたら、意外にも結構なお金が掛かり、リサイクル業者などに依頼した人の中にはボッタくられた人もいるのでは? わたしもそのうちの一人です。

今回は、そんなゴミ処理問題について、自身の経験にまつわるタダの雑記です。正規の方法でゴミを捨てるのはとても高いのです。しかし、賢く捨てればゴミは安く捨てられるのも事実です。

 

府中市民に限らずみなさん知っておいて損はありません。私もこれを知らずに、学生時代に引っ越しの粗大ゴミ処分で、業者からボッタくられてだいぶ損をした経験があるので、今でも悔しくて覚えています。

 

当時、学生生活を終えて社会人になるため、学生時代に住んでいた下宿先を引き払い、会社の寮へ引っ越す準備をしておりました。

しかし、3月-4月の年度の変わり目は引っ越し業者のハイシーズンなこともあり、どこの引っ越し業者も料金が高いです。お金のなかった私は格安の引っ越し業者を探すのに苦労し、やっとこさ見つけた引っ越し業者から「都合がつくのは3月末だ」と言われました。

無事に引っ越し日時も決まり難なく物件を引き払えると思ったのですが、本来はここで引っ越し作業と並行して粗大ゴミの処分をはじめておかなければなりませんでした。なぜならば、通常どこの市でも粗大ゴミはすぐに捨てられないからです。

私の住む府中市では、登録のあるコンビニや薬局へ行って粗大ゴミシールをもらい、それを粗大ゴミに貼って、指定日に家の前に出しておく必要があります。

また、単に粗大ゴミといっても、冷蔵庫やベッド、洗濯機などの生活家具なので、引っ越し当日まで簡単に捨てるわけにはいかず、普通であれば引っ越しを終えてから不動産会社への物件引き渡し日までに粗大ゴミを処分する段取りになると思います。

しかし、要領の悪い私は、卒論を終えてから引っ越し業者の選定を開始し、さらに「引っ越しを終えてから粗大ゴミを処分しよう」くらいにしか考えていなかったので、引っ越しを終えて物件を引き渡すまで時間的猶予が2-3日だけとなってしまいました。

結果として、市の粗大ゴミ回収日と曜日が合わず、自力で粗大ゴミを処分する必要が出てきたため、市のごみ収集日カレンダーに記載されている業者にコンタクト。

このとき、複数の業者から相見積りを取って安いところを探せばよかったのですが、「市のごみ収集日カレンダーに記載されている業者なら安心だろう」と安易に考えてしまい、見事にぼったくりに合います。

家からトラックに粗大ゴミを運び終えた後に業者から出された請求額なんと6万円!

粗大ゴミは既に軽トラに積まれており、今更部屋に全部戻せともいえないので、泣く泣く6万円は払いました。(止めたとしてもトラックから戻す作業は自分でしろと言われます。)

せっかく引っ越し代を安く抑えるために苦労したのに、「粗大ゴミの処分に引越し費用の倍も掛かってしまった」と、とても悔しい思いをしました。

 

同時に業者に対しても怒りを覚えました。もちろん、下見に来てもらい相見積もりを取っていない私にも非があるのですが、それでも6万円は高いです。

しかも、作業員が2人態勢でゴミが大量にあるとかならともかく、作業はおじさん一人になぜか私も手伝う始末、量も軽トラック1台分です。

市の粗大ゴミシールの値段をある程度わかっていたので、あからさまに処分単価の高い物は「おかしい」と言えたのですが、運び出している最中に「このカラーラックはプラスチックだから処分費が高い」、「ベッドは粗大ゴミの中でもサイズが大きいから処分費が通常より高くなる」などと尤もらしいことを言われ、断る術もなく業者のおじさんの口車にやられてしまいました。

粗大ゴミ業者も3-4月がハイシーズンですから、こちらの足元を見てきます。また、市のごみカレンダーに乗っている業者だからと言って、そこが優良な業者とも限りません。彼らは広告費を払って掲載してもらっているに過ぎないからです。

 

だいぶ前振りが長くなりましたが、今回みなさんにお伝えしたいことは、当たり前ですが「粗大ゴミの処分は自分でしよう」ということです。

仮に自分で車に積んで市の処分場に持っていけば、府中市の場合、通常の粗大ゴミ処分費の半額になります。 

しかし「処分は自分しろ」と言ってみたはいいものの、小さな粗大ゴミならともかく、大型のベッドやタンスは、いくら自宅前といえども一人では持ち運べません。

 

しかも電化製品に限っては、家電リサイクル法というものがあり、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品は粗大ゴミとして処分はできません。それ専門のリサイクル業者に委託する必要があり、例えばテレビを処分するだけでも数千円は取られます。

新しいテレビを買うときは下取り制度があるため古いものは処分できますが、問題は捨てるだけの時です。買い取りという手もありますが、古い型のテレビや故障したテレビは値段がつかず引き取ってもらえないことの方が多いので、結局はリサイクル業者に依頼することになります。

 

また、街中を「無料で回収します」と流しながら走っているゴミ回収車はもっと気を付けてください。ネットで調べればわかりますがまず詐欺です。

 こういったように客の足元を見てせこい商売をしている輩がいることが許せないですが、ゴミ処分方法について正しい知識を持っている人は限られており、損をしてはじめて自分で調べることが多いと思います。

ネットで「家電リサイクル法」と調べれば、この法律を施工した経産省のHPが一番あたまにHITします。

そこでいくつか調べれば、適正な価格で処分することができます。

その手間を惜しむと、ゴミの処分には法外とまではいかないけれど、適正価格の2~3倍の値段を請求されることは覚悟したほうがよいでしょう。

 

余談

昔、府中市には「マジックボックス」と呼ばれる緑とオレンジのゴミ箱がありました。このボックスへは燃えるゴミ(緑)、燃えないゴミ(オレンジ)の区別があるだけで、常時ボックスは開いているため(施錠されていないため)、いつでもゴミを捨てることができました。

なかには、粗大ゴミを分解してボックスの中に入れる輩や、家電をそのままブチ込む猛者がおり、終いには隣接する調布市国立市から不法投棄が相次いだため、4-5年前にボックスは撤去となりました。今では、燃えるゴミを出すにも専用のゴミ袋(を買わなければならず、ゴミ袋代だけでも馬鹿になりません。(燃えるゴミ用ゴミ袋10Lで200円、20Lで400円、40Lで800円、各10枚入り)

今でもマジックボックスの復活を公約してくれる市長立候補者がいれば、その人に投票するだろうなと思ってたり。

 

府中 Lover エルド