初めての訪問です。京王線の多磨霊園駅の南口すぐそばに行列のできるラーメン屋があるとたまたまSNSを通じて知りました。
最寄り駅が近いので帰宅ついでに寄ってみると確かに行列ができています。その日は諦めて、日を改めて日曜日の真っ昼間に行ってきました。
事前情報では「風味が香る正統派の醤油らーめん(中華そば)」とのこと。多磨霊園駅ってホントに何もないですから(地元の方すみません)、行列のできるラーメン屋があるなんて余計に期待が膨らみます。
店に到着したのが日曜日の昼12時過ぎ。店の前には2人しか並んでおらずラッキー。(前回、見たときは8~10人くらいは並んでいました)
駐車場は1台スペースがあったみたいですが、利用者のマナーがよろしくなかったのか、現在は無くなった模様。
【10分ほど待って、いざ 入店!】
今回は、『白醤油 特製中華(1000円)』・『肉ご飯(400円)を選びました。
【麵を待つ】
店内は6席(カウンター4席、壁側2席)。若い店主がワンオペで切り盛りされています。
待つ間に、ところで「白醬油ってなんだろう?」と思って調べてみると、醤油の中で最も色の淡い琥珀色の醤油のことで、主原料は小麦+少量の大豆で作られるそう(通常の醤油は大豆がメイン)。
大豆を発酵させて寝かせる熟成期間が他の醤油より短い分、うま味や醤油の主張は抑えられるが、代わりに素材の味を活かすことのできる特徴があると言う。
なるほど、中華そは『心』は素材の味で勝負ということですね ♪
【麺 到着!】
澄んだスープにきれいに寝かせられた麺。上に乗っているのは白髪ネギと三つ葉。
具材は、豚肩ロースのチャーシューと煮卵。さらにロースの下に鶏むねの厚切りスライスが隠れています。
「いただきます」をして早速いただきました。
スープは上品ながらコクがあります。玉ねぎのみじん切りが入っていて、良いアクセントになっています。白醬油のスープを初めて飲みましたが、確かに醤油というより塩味の方が勝っている気もします。
続いて、具材を頂きました。薄くスライスされた豚肩ロースと鶏むね肉の厚切りスライスがトッピングされています。お肉はしっとり柔らかい触感で、鶏むねスライスの方はほんのりハーブの香りがしました(オレガノ?)。恐らくハーブでマリネしたものを低温調理で仕上げているものと思われます。それぞれの味付けがスープ・麺と相性がよいです。
あと、太めのメンマがザクザクしつつも触感がよく、とてもおいしかったです。
麺はストレートでこれまたスープとの相性が良かったです。カウンターだったので工程を見てましたが、きっちり40秒間茹でるようで、店主が寸胴に向かって麺を躍らせながら茹でていました。
【サイドメニュー 肉ご飯】
こちらはサイドメニューの「肉ご飯」です。白醬油中華そばと同じ具材の「豚肩ロース・鶏むね」に卵黄がトッピングされ、醬油ベースの甘辛いタレがかかっています。
味は見た目のとおりローストビーフ丼そのものでした。400円するならばもう一工夫ほしかったかな・・・。ラーメンがおいしかっただけに、こちらも期待したが味は普通でした。
【完食!】
麺とスープを楽しみながら完食。 見た目も味も上品で、非常に丁寧に作られた一杯と感じました。
自宅からも近いので次回も来店したいと思います。ご馳走さまでした。