府中市南町、多摩川付近にある『郷土の森 博物館』。博物館といえば、歴史的な美術品や文化財が展示してあるイメージをしてしまいますが、ココの博物館は少し違います。
府中市民の知る人ぞ知る超絶穴場スポットです!
なぜならば、この博物館を含む敷地内には小さい子供が存分に遊べる「水遊び場」や「プラネタリウム」があり、来場者のほとんどはそれを目的にやってきます。しかも料金設定がかなりお得で、タダに等しい値段で丸一日遊べます。
今回はそんな穴場スポットの楽しみ方をご紹介します。
- 博物館の中の「水遊びの池」って?
- いつからやってるの?
- 利用料金は?
- 水遊び場以外はどうなってるの?
- 食べるところはあるの?
- トイレ・更衣室・貸ロッカーは?
- 駐車場は?
- アクセスは?
- まとめ
- 基本情報
博物館の中の「水遊びの池」って?
郷土の森博物館の敷地内には「水遊びの池」と称した水遊び場があります。この水遊び場は、名前の通り「水遊びのできる池」なので冬季と悪天候時を除き、いつでも・誰でも利用することができます。水深が浅く広いので、週末には小さい子を連れた親がたくさん来ています。
誰でも水遊びできますが、「水遊びの池」は地下水を循環させているだけなので、プールのように水の殺菌・消毒はされてません。もちろん、衛生上飲むことはできません。
またプールと違うので、ビーチボールや浮き輪の使用は禁止されています。
幼児でも遊べる?
一部の深い場所でも大人のひざ下くらいの水深です。棚田のように上流から下流に水が流れており、ほとんどのエリアで水深が20-30cmです。一人立ちできない乳児は無理でしょうが、幼児ならば十分に楽しめます。幼児用プールがある市民プールなどでは、潜ることも想定しているので水深が50cmくらいあることを考えれば、こちらはかなり浅いですね。
あとは、池の周りに年配の監視員(市の嘱託職員?)がおり、大きいお兄ちゃんが水遊び場の中で走り回ったり、潜ったり、危ないことをしてると注意をしてくれます。小さい子を持つ親にとって、安心して遊べる環境が整っているのはポイント高いですよね。
オムツは?
市民プールなどの公共プールにいったことのある方ならわかると思いますが、たいていのプールは3歳未満不可とか、オムツ不可、トイレトレーニングが終了していない子は不可などの規約があります。対して「水遊びの池」は、オムツの取れてないお子さんでも水遊び用オムツを着用すればOKとされています。
でも実際に行ってみるとわかりますが、たいていの子は水着を来て遊んでいますが、中には洋服のまま入って遊んでいる子もいます (・∀・)え!?
たぶん、地元府中市民でも水遊びができると知らずに来場して、見てたら楽しそうだから、オムツだけ脱がせて、「そのまま入っちゃった(๑≧౪≦)ペロッ」ってのが多いのでしょうね。
水遊び用オムツとは?
水遊び用のオムツについて初めて知った方もいるかもしれませんので、簡単に述べますと、水遊び用のオムツとは水を吸っても膨らまなくなっているだけで、「おしっこは吸わないけど、ギャザーでうんちが外に出ない」というオムツなだけなんですね。つまりは、水遊び場でおしっこをするとそのまま水に流れ出るってわけですね・・・(´・ω・`)深くは考えまい…
水遊び用オムツは、ドラッグストアや西松屋とかにいけば、1枚当たり150円前後の価格で売っています。
服装は?
水遊び場は日差しを遮るものがありません。水からの照り返しもあり、水に浸かっていると言えども、日射病・熱射病・脱水症状のリスクはあります。
そのため夏場に遊ぶのならば、水着だけでなく、帽子、Tシャツ(ロンT)、サンダルが望ましいです。子供は夢中になって何時間もぶっ通しで遊ぶので、服装で対策をとっておくことが肝心です。
また、足元ですが裸足でなくサンダルを履くことをオススメします。なぜかというと、水遊び場の底は石畳になっており、石とコンクリートで舗装してあります。プールとは違い、水遊び場の中は頻繁に手入れしていないと思われますので、そこら中に小さな石が転がっています。なかには尖った石や石畳のコンクリートのかけらが転がっているので、踏むととても痛いです。場合によっては、足の裏を怪我する可能性もあるため、遊ぶときはサンダル着用をオススメします。幼児ならば幼児用サンダルといったものがあります。
遊んでいる時にサンダルが水で流されないよう、くるぶしをマジックテープでしっかり固定できるタイプがいいですね。
いつからやってるの?
年中やっています。市民プールの開催は7月に入ってからが一般的だと思いますが、「水遊びの池」は夏場はもちろん、天気さえよければ5~6月でも週末の土日は盛況です。
※私も子供を連れてGW中に2日間も行きましたよ 笑
利用料金は?
運営、大丈夫?ってくらい安いです。まぁ、本来は博物館なわけで、水遊び場はあくまでおまけなので、これで金を取ろうってことではないのですね。
区別 | 区分 | 個人 |
博物間入場料 | 大人 | 200 円 |
中学生以下 | 100 円 | |
4歳未満 | 無料 | |
プラネタリウム観覧料 | 大人 | 200 円 |
中学生以下 | 100 円 | |
4歳未満 | 無料 |
なんと4歳未満は無料です。
仮に親1人、子供2人(2歳・5歳)で行ったら、たったの300円!格安!
さらに、府中市内に在住またはお勤めの方は、市民優待券というものが発行され、これを使えばなんと半額になります!!Σ(゚д゚lll)
※府中市在住を証明できる免許証や健康保険証を提示する必要アリ
すなわち、上記に該当していれば、先ほどの親1人、幼児2人の300円が150円になります!もはや、格安を通り越して価格破壊! いっそ市民はタダでいいのではないかと思ってしまいます。笑
こんなに素晴らしい遊び場を提供してくれる府中市に感謝せねば!
水遊び場以外はどうなってるの?
水遊び場の向かいに木陰のベンチがいくつかあり、パラソル装備のテーブルもあります。さらに奥には芝生の広場があります。
多くの親は、パラソル付テーブルを陣取るか、芝生広場にレジャーシートを敷くか、簡易テント(ワンタッチテント・ポップアップテント)を設営して拠点にしています。アドバイスするならば、待機拠点はベンチでもいいのですが、一部ベンチは時間によって木陰にならず日差しをもろに受けるため暑いです。ピクニック気分でポップアップテントを持ってきたほうがいいかもしれません。 お弁当を持ってきて、水遊びしたあとに木陰やテントで食べるのがいいですね。
食べるところはあるの?
本館の1階に喫茶コーナー『森かふぇ』があります。公共施設にある喫茶店みたいな感じで、安からず高からず、味は普通。また売店『ハケの茶屋』といって、ちょっとした休憩所があり、ドリンクやソフトクリーム、おにぎりが売っています。水遊び場の前にも売店や移動販売車があり、軽食やおやつ、アイスを買うことができます。
夏の「水遊びしてからのアイス、ソフトクリーム」、子供はHAPPY間違いなし!
トイレ・更衣室・貸ロッカーは?
水遊び場のエリアにトイレがあり、オムツ台もあります。ただし、更衣室やシャワーはありません。みんな拠点のテントやトイレの中で着替えているのかな?
また、手荷物をたくさん持ってきても本館に無料の貸しロッカー(100円返却式)があるので、余計なものはロッカーに預けてしまい、遊び終わった帰り際に持ってかえれるので、とても便利です。
駐車場は?
なんと郷土の森の駐車場はタダ・無料!(約400台駐車可能)。1日遊んでも入場料の数百円だけしかかからないのです。なんて素晴らしいんでしょう、Thank you, Fuchu City ♪
アクセスは?
公式は公共交通機関の利用を勧めていますが、バス&徒歩で行くには若干アクセスが悪いです。駐車場が無料なので、私はいつも車でいっています。
バスをご利用の場合
京王線分倍河原駅から京王バスで郷土の森総合体育館行き「郷土の森正門前」下車(運賃:180円)平日・土日ともに約30分に1本のペースで運行しています。
徒歩の場合
・武蔵野線/南武線、府中本町駅から約20分。
・京王線・南武線、分倍河原駅より約20分。
・西武多摩川線、是政駅より約20分。
まとめ
- 「郷土の森博物館 水遊び場」は府中市民の穴場スポット!
- 一年を通して開館しているから、プール開催前でも天気さえよければいつでも行ける!
- 水深が浅く、プールでもないから、小さい子(幼児)でも水遊びができる!
- 監視員がいるから、迷惑なお兄ちゃんを注意してくれる!
- 服装は基本的に自由だが、熱射病、熱中症対策は万全に!
- 水場に沈む小石を踏んづけて足裏を怪我をしないようにサンダル着用がベター!
- 軽食はできるが、ピクニック気分でテントとランチを持っていこう!
- 余計な手荷物は無料の貸ロッカーに預けちゃおう!
- 博物館へは車でのアクセスが便利、駐車場も無料!
基本情報
施設紹介: 「水遊びの池」「プラネタリウム」など
開館時間: 9時~17時 ※入園は16時まで
利用料金: 大人200円、中学生以下100円、4歳未満無料!※府中市民は半額
駐車場 : 無料
場所 : 〒183-0026 東京都府中市南町6-32
府中Lover エルド